論述試験対策の勉強法。

人それぞれご自身に合ったやり方はあると思いますが、論述を苦手にされている方は、論述問題の論理構成の理解と、手書きで素早く要点をまとめるスピードに課題を持たれていることが多いと感じています。
このような方は、過去問をたくさん解くことがお薦めなのですが、それが難しいときは、ロープレ練習の時のオブザーバー役を活用する方法があります。(たくさんは必要なく、わかりやすいロープレだけでよいです)

具体的にはオブザーバー役の時に、ロープレと口頭試問を録音をさせてもらい、あとで録音を再生し、①相談者の主張を簡潔にメモする➁オブザーバー役として見えた相談者の課題を箇条書きにしてみる➂自分だったらどのような目標を提案するか考えてメモしておくのが効果的です。

あとは④目標にフィットした相談者がとるべき行動(方策)を、参考文献やネットから調べ書きだすことで論述試験の求めている面談の論理構成の勉強になります。

第4回でお送りした論述試験の解答セルフチェックシートと、ロープレのケース検討シートををお持ちの方はぜひご活用ください。また、これを解答用紙に書き込むときは、試験より短めの時間制限を設け、必ず手書きで行ってくださいね。

筆記試験まで3週間となりましたが、焦る必要はありません。ふだんのロープレ練習は、活用の仕方ひとつでそのまま論述試験対策にもなります。あとは手書きでまとまりのある文章にする、それだけです。それが難しいという人は、一日一回でよいので、400字程度のまとまりのある文を書いてみてください。身のまわりのことでもよいと思います。
頑張ってください。

2022.11

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【2級】論述試験対策の勉強法

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